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小林よしのり
2018.5.25 02:27日々の出来事

子供も、女も、国家も、強く育てる


トッキーが紹介しているが、だふねさんを杉田水脈と

比較してはならない。杉田は単なる名誉男性である。

食っていくために男に魂を売っただけだ。

 

だふねさんは「女は強くならなければならない」と

考える女性であり、わしはそれを言っているのだ。

「弱者のルサンチマン」で男を呪うのは、女が堕落

することに他ならない。

『新・堕落論』でも描いただろう。

 

女は弱い被害者であり、それを容認し、甘やかした

上で、社会が変わって欲しい、男は草食動物だらけに

なって欲しいと要求するのは赤ん坊だ。

自分が傷つくより、自分が強くなる方法論を考えろ。

 

もちろん、セクハラはモラルとしてダメだと、男女

関係なく啓蒙していくべきであり、痴漢やレイプは

れっきとした犯罪である。

 

だが社会は不条理だらけで、自分が強くなるしかない

んだ。わしは子供たちにそれを教えたい。

『東大一直線』も『おぼっちゃまくん』も、良心だけ

が蔓延したメルヘンの世界を描いてはいない。

泥臭く、毒々しいパワーを持て!と子供に教えてきた。

 

子供にも、女にも、国家にも、同じメッセージを送り

続けている。

 

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

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